インフルエンザ予防の「正解」は?ワクチン、サプリ、腸内環境まで徹底解説!

平素、大変お世話になっております。
トータルヘルスケアラボSORAの小西でございます。

本格的な冬になると、毎年多くの同じ質問をされます。

「結局、インフルエンザの予防ってどうしたらいいの?」

今年は娘からも

「インフルエンザや風邪でみんな休んでるけど、私らってなんでならへんの?」

と聞かれました。

「そりゃお父さんがいるからや!」

と言いたいところでしたが、何の説明にもならんな…、と思っていたところ、

「よく遊んで、いっぱい泳いで、たくさん色々食べて、いっぱい寝てるからやで」

と息子が至極まっとうな返事をしてくれました。

息子!すごいやないかい!と絶賛しようとしたら、

娘からは「ふーん」と言われて、会話は終わりましたが…。

巷では「予防接種は打つな!」「お茶が効く!」「サプリで免疫アップ!」など、ありとあらゆる情報が溢れていてますよね。

結局のところ、科学的に見て「何を信じればいいのか?」

今回は、最新の研究データや世界保健機関(WHO)の見解をもとに、インフルエンザ予防のリアルな真実をご紹介したいと思います。


1. そもそもワクチンって本当に効果があるの?

まず一番多いご質問が「インフルエンザワクチン」です。

お客様やネット上では「打ってもかかるから無意味」というご意見も目にしますが、

結論から言うと**「完璧ではないが、そこそこの効果はある」というのが科学的な落としどころです。

実は、インフルエンザワクチンの効果については、世界の一流科学誌でも意見が分かれるほど複雑な問題です。

なぜなら、以下のような要因で結果が大きく変わるからです。

  • 年齢の壁: 乳幼児は免疫が未発達なため、効果が出にくい傾向があります。
  • その年の運: その年に流行する型とワクチンの予測が外れると、予防率が10%程度まで落ち込むこともあります。
  • 個人の健康状態: もともと超健康な人には、上乗せの効果が見えにくい場合があります。

米疾病対策センター(CDC)の見解では、

予防効果はおよそ50〜60%とされており、

WHOも「ワクチンは最も効果的な予防法である」と断言しています。

「100%防げる魔法の薬」ではありませんが、「

重症化を防ぐ」「かかる確率を下げる」ための最も現実的な手段であることは間違いありません。

2. 「ワクチンは有害物質が入っているから危険」は本当か?

次に多いのが「ワクチンに含まれる水銀(チメロサール)が脳に悪影響を与える」という懸念です。

これについては、すでにWHOが「危険という証拠はない」との結論を出しています。

ワクチンに含まれるのは「エチル水銀」という種類で、魚などに含まれる「メチル水銀」とは別物です。

分子が大きいため脳まで達しにくく、体外へ排出されやすいのが特徴です。

さらに言えば、最近はチメロサール・フリー(保存剤抜き)のワクチンも普及しています。

成分への不安で避けていた方は、今の時代、そこまで神経質になる必要はないと言えるでしょう。

3. 紅茶やサプリメント、ハーブは効くのか?

「紅茶の成分がインフルエンザを殺す」「エキナセア(ハーブ)が風邪に効く」といった話もよく聞きますよね。

特に有名なハーブ「エキナセア」については、2013年の大規模な調査で「風邪を治す効果は認められなかった」とバッサリ結論づけられています。

また、定番のビタミンCも、実は一般的な風邪の予防にはほとんど効果がないことが分かっています。

唯一、亜鉛トローチにわずかな希望がある程度で、サプリメントだけでインフルエンザを完全にブロックするのは、科学的にはかなり厳しいのが現状です。

4. 期待の星「腸内細菌(シンバイオティクス)」の実力

最近、予防医学の分野で注目されているのが「腸内環境」と免疫の関係です。

「プロバイオティクス(善玉菌)」と「プレバイオティクス(菌の餌となる食物繊維など)」をセットで摂る「シンバイオティクス」が、インフルエンザなどの呼吸器感染症に効くのか?というメタ分析(信頼性の高い研究)が行われました。

約9,000人を対象とした調査の結果、以下のような面白い事実が見えてきました。

  • 「ちょっとだけ」効果あり: シンバイオティクスを摂取すると、感染症にかかる確率や、発症期間、重症度がわずかに減少する傾向がありました。
  • 運動習慣がカギ: 普段からしっかり運動している人には、サプリの上乗せ効果はほとんど見られませんでした。これは、運動習慣がある人はすでに腸内環境が整っており、免疫システムが万全だからだと考えられます。
  • ヨーグルト(発酵乳)が最強?: サプリメント単体よりも、ヨーグルトなどの発酵乳として摂取したほうが、病気の期間を短くする効果が高まる可能性が示唆されました。発酵プロセスで生まれるビタミンや抗菌成分がプラスに働くようです。私のおススメは果物+はちみつ+ヨーグルトの最強タッグです。

まとめ:結局、私たちはどうすればいい?

最新の知見をまとめると、最強のインフルエンザ予防は「王道の組み合わせ」に尽きます。

  1. ワクチンを打つ: 50〜60%の守備力を確保する。
  2. 腸内環境を整える: ヨーグルトなどの発酵食品を日常的に取り入れる。
  3. 基礎体力をつける: 定期的な運動とバランスの良い食事と睡眠時間の確保。
  4. 物理的にブロック: 手洗いをして、鼻や目をむやみに触らない。

「これさえやればOK!」という裏技はありませんが、「運動+睡眠+発酵食品+手洗い」という地道な生活習慣こそが、最も科学的な予防になるのです。

特に、普段あまり運動できていない自覚がある方は、まずは夕食後の果物+はちみつ+ヨーグルトから始めてみてはいかがでしょうか?

そうは言うものの

・ワクチンはやっぱり嫌です!
・運動とか全然できないんですけど…
・オレはどうしたらいい?

など、お気軽に当院へお問い合わせ下さい。

皆様のご多幸をお祈り申し上げますm(_ _)m

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