「Zone2はハードルが高すぎ…」というあなたへ!自宅で座ったままできる“超”お手軽な血行促進メソッド3選

平素より大変お世話になっております。

トータルヘルスケアラボSORAの小西でございます。

このシリーズでは、アンチエイジング研究の第一人者であるピーター・アティア博士の研究をもとに、健康寿命を最大まで高める方法を「原則」から紐解いています。

前回の投稿では、健康や長寿、そして代謝アップに欠かせない「Zone2(ゾーン2)運動」をご紹介させていただきました。
少し格好つけた言い方をしましたが、要するに「有酸素運動」のことですね!

この記事を読んだ当院のお客様から、実際に取り組んでみたという嬉しいメッセージがたくさん届いています。

◎なんだか疲れにくくなった!
◎長年悩んでいた冷え性が改善してきた!
◎健康診断で糖尿病の数値が下がって主治医に驚かれた!

…などなど、本当に嬉しいお声ばかりで、担当者に尽きます。

いつもご報告ありがとうございます!
実は私も、週に55kmほどランニングをしているのですが、そのうちの45kmはあえてこの「Zone2」のペースを維持して走っているほど、その効果を身をもって実感しています(3/4から今までで8kg痩せました…)。

しかし……その一方で、このような切実なご意見もたくさんいただきました。

「いきなり外を走るなんて無理!」
「プールが良いのは分かっているけれど、着替えや移動が邪魔くさい…」
「運動の習慣がない自分には、ちょっとハードルが高すぎる…」

――おっしゃる通りです!本当に申し訳ございません。
少し、私の基準でステップを急ぎすぎて、飛躍しすぎてしまいましたね。

反省しております。。。

Zone2運動といえば、早歩きや坂道ウォーキング、エアロバイク、ジョギング、水中ウォーキングなどが代表的です。

しかし、これまで運動から遠ざかっていた方や、関節に痛みがある方にとって、「ジムに行く」「外に出てしっかり歩く」ということ自体が大きな壁になってしまいます。

そこで今回は、一気にハードルを下げて、「自宅にいながら」「テレビを見ながら」でもできる、全身の血行を驚くほど良くする効果的な体操を3つご紹介します。
まずはここから始めて、Zone2運動にスムーズに移行できるだけの「巡りの良い身体」の土台を作っていきましょう!



<全身の血行を良くするおうち運動3選>

いきなり屋外に出たり、プールに行ったりするのが億劫な方は、まずはこれから紹介する3つの方法で、身体の隅々の毛細血管まで血液をしっかりと流していきましょう。

① ラジオ体操:天才が作った究極の自律神経調整プログラム
日本人なら誰もが一度は学校や地域で経験したことのある「ラジオ体操」。

毎朝テレビやラジオでも放送されていますよね。
実はこれ、スポーツ医学や解剖学の視点から見ると、「考案した人は天才だ」と断言できるほど、群を抜いて完成度が高いプログラムなのです。

ラジオ体操は約3分間のなかに、全身の約400個の筋肉と、主要な関節をまんべんなく動かす要素がギッシリと詰まっています。

専門用語では「動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)」と呼ばれ、急激に心拍数を上げることなく、安全に全身の血行を促進することができます。
特に、背骨をひねったり曲げたりする動きは、背骨の周りを通る「自律神経」のバランスを調えるのに非常に有効です。自律神経が調うと血管が適切に拡張し、手足の冷えの改善にも直結します。

▼ラジオ体操の動画はこちら▼
https://youtu.be/SGPBSqxKGAc?si=02zQfib5SfDkdsw7

② 貧乏ゆすり(ジグリング):股関節の痛みを撃退する医療メソッド
「ラジオ体操のように、立ってダイナミックに動くのはちょっとしんどい…」という方には、椅子に座ったままでできる「貧乏ゆすり」がおすすめです。
「まぁお行儀の悪い!」とお叱りを受けてしまいそうですが、実は現代の医学界において、貧乏ゆすりは**「ジグリング」**という立派な医療用語で呼ばれ、注目を集めています。

近年、整形外科の分野では、変形性股関節症などの関節痛に対する「切らない保存療法」として、このジグリングが正式に推奨されています。

椅子に座って小刻みに足をゆする(かかとを上下させる)ことで、股関節のなかに「関節液」という潤滑油のような液体が行き渡ります。

これにより、すり減ってしまった軟骨の回復を促し、股関節の痛みを軽減させる効果があることがエビデンス(科学的根拠)として証明されているのです。
もちろん、下半身のふくらはぎの筋肉を小刻みに使うため、下半身に溜まった血液を心臓へと送り返す「第二の心臓」のポンプが働き、全身の血行がみるみる良くなります。

▼貧乏ゆすりの動画はこちら▼
https://youtube.com/shorts/7Utyxg7qdbg?si=Jvsfv4kmXnWZx6Df

③足裏コロコロ:足元から全身を温める最楽アプローチ
「貧乏ゆすりも、地味に足の筋肉を使うから疲れる…」「もっと楽なものはないの?」という究極のイージーモードを求めるあなたには、「足裏コロコロ」がいかがでしょうか。
やり方はタイトル通り。

椅子に座った状態で、滑って転がる素材を足の裏で前後にコロコロと転がすだけです。

身近にある綿棒や、サランラップの芯、水道管のパイプなどを床に置いてご利用ください。

「足の裏を刺激するだけで血行が変わるの?」と思うかもしれませんが、これにも明確な理由があります。

足の裏には「足底筋膜(そくていきんまく)」という頑丈な膜があり、ここが硬くなると足元の血流が完全にストップしてしまいます。

近年の比較研究でも、足の裏を硬いもので刺激することで、足の表面温度が上昇し、冷えや不眠が改善したという報告がなされています。
足裏を心地よく刺激すると、末梢血管が拡張して全身の血流が非常によくなります。これなら、テレビを見ながら、スマホを触りながら、いつでも1秒で始められますよね。

▼足裏コロコロの動画はこちら▼
https://youtu.be/L-pe0uEgvgI?si=bYIPtfHuKCQkE4UP



まずは「ハードルをヤクルトぐらいまで下げる」ところから!

健康のためにZone2(有酸素運動)が良いと分かっていても、最初の一歩が重くて三日坊主になってしまっては意味がありません。大切なのは、いきなり完璧を目指すのではなく、今のあなたが「これなら絶対にできる」と思えるくらい、ハードルをヤクルトの高さぐらいまで下げましょう。

テレビを見ている3分間、ラジオ体操をしてみる。
デスクワークの合間に、1分間だけ足をカタカタとゆすってみる。
お風呂上がりに、サランラップの芯で足の裏をほぐしてみる。

こんな小さな一歩でも、あなたの身体の中の血液は確実に巡り始めます。

血行が良くなって身体が軽くなってくれば、自然と「ちょっと外を歩いてみようかな」という前向きな気持ちが湧いてくるものです。

ぜひ、今回ご紹介した3つの超簡単エクササイズを、日々の生活のスキマ時間に取り入れてみてくださいね。

あなたのご健康とご多幸をお祈り申し上げますm(_ _)m

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